クリニック

今の職場、長い目で見てる?案外知らない〇〇の話。

今の職場を選んだ時、一体どんな条件を重視して選びましたか?
私は以前勤めていたクリニックを選んだ一番の理由は「家から近いから」。
後になって何も見ていなかった自分に気づくという展開でした。笑

大きな病院であれば福利厚生はしっかりしているし、
それほど心配しなくていい場合もありますが
クリニックで働くとなると意外なところに落とし穴があったりして
こんなはずじゃなかった!となることも。

一つの職場でできるだけ長く働きたいと思っているなら、
確認しておく項目がたくさんありますよ…!

1.育児休暇取得実績

ハローワークで求人票を見ていると、この欄って小さくて見落としがちなんですが
クリニックでは育休の取得実績がないところも多いです。

もしいつかは出産して育休を取得したいと考えているのであれば、この項目は重要です。
自分が育休取得一例目になる可能性ももちろんありますが、小さな規模の病院ではスタッフの確保を考えると取得が難しいこともあるようです。
いや、取れないなんて本当はおかしいんですけどね、それでも現実はまだまだそういう場所が多かったりします。

私が以前働いていたクリニックでは、育休を取得した人が1人だけいたのですが
育休明けからそのスタッフは育休取得したことを理由に院長にパワハラされていました。
そんなものを見せられてしまっては
私はここで育休をとることはできないな、と思いましたね。

女性が活躍する職種だからこそ、この部分はしっかりしているところで働くべきだなぁと思っています。

2.退職金制度

こちらも小さなクリニックになるとないところが多く、あったらラッキー!という具合です。

しかし病院に退職金制度がなくても、病院で退職金共済に入っている場合は退職金を受け取ることができます。
クリニックだと中小企業退職金共済(以下:中退共)というものに加入できます。
しかしこれは個人で加入するものでなく、企業側が加入するものになります。
よって、掛金を負担するのも企業側です。

 

私は前回の退職で中退共から退職金を受け取っています。
ボーナスを受け取る前の退職だったので退職金が貰えるのは本当にありがたかったです。

採用時はクリニックが中退共に加入していなかったので途中からの加入となりましたが
それでも6年以上は掛けてもらっていたため
おかげで想像していたよりもしっかりとした額を貰うことができました。
(ちなみにこの中退共は、納付が1年未満だと退職金が支払われません。そして1年以上23か月以下の場合は支払われる額が掛金納付総額よりも少なくなります。)

佐藤ちゃん
佐藤ちゃん
おかげで無職生活でもなんとかなりました

いつかは辞める日がくるからこそ、あるとないとでは大きな違いになります。
こちらも求人票でチェックできるので確認しておきましょう!

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3.保険・年金は?

規模の小さいクリニックではこのへんも要注意です!

従業員の人数が5人未満の場合、社会保険ではなく国民健康保険か医師国民健康保険である場合が多いです。
医師国民健康保険の場合は保険料が安く、収入が増えても保険料負担が増加することがありません。
しかしもちろんデメリットもあります。

  • 自家診療(自分の働いている病院での診療)が保険対象とならず、全額自己負担になる
  • 扶養家族が増えると保険料の負担が重くなる
  • 傷病手当金・出産手当金がでない

事業主であれば保険料を折半する必要がないのはメリットですが、
今後出産を考えている人にとっては、手当金がでないのは大きなデメリットかもしれません。


そして年金が国民年金のみになってしまう職場はなるべく避けたいですよね。

せっかく正社員として働いているのに、将来もらえる年金が少ないなんてとても勿体ないです。
ただ従業員が常時4人以下であれば国民年金の可能性があります。
実際に私も求人票を見て気になったクリニックがあったんですが、よくよく見ていると国民年金だったというオチが…涙
規模の小さなところに転職する際にはチェックしておきたい項目ですね。

4.昇給・賞与は?

どうせ働くなら昇給する職場がいいし、賞与がある職場がいいのは当たり前。
しかしこちらも職場によって本当に差があります。

毎年昇給するところもあれば、基本的には昇給は無しで業績によって今年は昇給します、という職場もあります。
長く働くモチベーションとしては昇給があった方が嬉しいですが、だからと言って最初の基本給が安すぎたら意味がないですよね。
実際、賞与対策のためなのか

基本給:11万円
看護師手当:7万円

という職場もありました。
これだと賞与はもちろんですが、仮に退職金制度があったとしても基本給が安い分退職金も少なくなってしまいます。

 

賞与自体もしっかり”○月分”と支給されるところもあれば、業績によってあったりなかったりするところも。
このへんはたくさん稼ぎたい!と思う方なら入る前に知っておきたい部分ですが、
クリニックで働くとなると、どうしても大きな病院で働くより稼ぎにくい部分はあるかもしれません。

5.案外重要な”年齢”

これは、自分の年齢のことではありません。笑

 

勤める職場の院長の年齢です。

 

あまりそこまで考える人は多くないのかもしれませんが、
歳をとればいつかは仕事を辞める日が来ますし、大きな病気をすれば病院を閉める可能性もあります。
私は現在アラサーなので、少なくともあと30年は働きたい。いや、この先定年が伸びることを考えたらもっと働く必要があるでしょう。
そう考えると、に現在50代の院長が80歳を超えてもクリニックを続けている可能性を考えたら…元気な80代が多いとはいえ、なんとも言えませんね。

 

仮にあと20年病院が続いたとしても、自分が40代、50代の時に転職する可能性を考えて働いていく必要があります。その年齢でもいくらでも転職は可能ですが、気になる職場の求人票に「長期勤続によるキャリア形成のため若年者を対象」なんて書かれていたらちょっと落ち込みそうな気がします。これは私だけかもしれませんが…笑

院長の子どもが跡継ぎになったり、代わりに別の先生がやってきたりする可能性もありますが、そのわずかな可能性にかけるのもなんだか不安ですよね。

まとめ

  • 育休を取得できないクリニックはまだまだ少なくない
  • 退職金制度があると安心感が大きい
  • クリニックに勤めるなら保険と年金は要チェック
  • 稼ぎたいなら昇給や賞与の有無も確認
  • 見落としがちなのは院長の年齢

きっとどれも本来なら当然確認するような項目なんですが、
働いて1年目、誰にも相談せずに次の職場を決めた私は本当に無知で、どれも深く考えてはいませんでした。

しかし働き出してから周囲に「それって大丈夫なの?」と言われることもあり
後になってあの時何も考えずに転職した自分が恐ろしくなりましたね。

大きな病院にいるときは至れり尽くせりで、福利厚生がしっかりしているし
育休をとって復帰する看護師さんが何人もいたのを見てきましたが、
クリニックはそうはいかないことも多いです。

 

これから転職を考えている方がいましたら、長く働いていける職場なのかどうかを考えて決めてくださいね!

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