転職回数が3回を超えると、その後の就職が不利になる…
なんて、聞いたことありませんか?
確かに普通であれば転職回数があまりに多いと
「この人はまたすぐに辞めてしまうのでは・・・?」
というイメージを持たれてしまう可能性があります。
しかし看護師に関しては必ずしも
転職回数が多い=マイナスイメージ
とはならない可能性が高いのです。
それでは、看護師の転職が一般職と比較してどのような特徴があるのか
こちらの記事でまとめていきます!
看護師の平均転職回数
ナースフルによると、首都圏・関西圏の現役看護師さんの平均転職回数は「3回」。
20代でも半数以上が転職を経験しているとあります。
ちなみに一般的には20代の7割以上が転職を経験していない、とのこと。
(リクナビNEXTより)
やはり国家資格を取得していることにより看護師のほうが転職のハードルが低く、若くても積極的に転職する人が多いのかもしれません。
私自身、新人の時に転職を1回、そして2回目は現在進行中…ということで
一般的な20代としては転職回数が多いと判断されてしまうかと思います。
それでは転職回数が増えると本当に不利なのか、というと
そうではないようです…!
転職回数より勤続期間?
私が転職サイトを利用した際、担当してくれた方にこんな質問をしました。
すると担当の方は
と教えてくれました。
転職回数よりも1つの職場で勤めていた期間が短いということが問題になるよう。
私のように1年未満で辞めた場合、どうしても「長続きしない」というイメージを持たれてしまう可能性がありますが、その場合でも辞めた理由が明確で、しっかり説明することができればそれだけで不利になることはないようです。
転職した理由が「人間関係が良くなくて…」「やりがいが見出せなくて…」といったものだと、もしかして次も同じような理由で辞めてしまうのでは?と思われがち。
しかし「夫の転勤で…」だったり「一度こういう分野を経験してみたくて…」だったり、やむを得なかったり前向きな理由があれば、マイナスにならずむしろその経験がプラスになる場合もあります。
私の場合、2回目の転職の主な理由は「院長と合わなかった」ということが大きいのですが、事実としてお給料の振込遅延や、ずさんな会計管理があったため、キッカケとしてはその部分に触れ、その後その職場を選んだ前向きな理由を話せば大丈夫だと言われました。
看護師にとって経験は重要
転職回数が多い・勤務期間が短いといっても、それが直接マイナス要素にならないのが看護師の転職。
複数の科を経験して、具体的にこういうことができる、こういう業務をしていた、という事実があれば、同じ科で働く場合ではプラス要素になり得ます。
実際求人情報を見ていても「オペ室経験のある方優遇」「内視鏡介助の経験者は優遇」と書かれているところは複数あります。特にクリニックなどでは新人を教育できるほど人員に余裕がないこともあり、即戦力を欲しているところが多いです。
実際に私の友人は25歳までに転職を2回経験していましたが、
大学病院で学んだことを活かせるような職場を選択していたこともあり
2度目もすぐに転職先が決まっていました。
これまでに経験した科のことを理解できていれば、転職回数が多いことに不安を感じなくても大丈夫です!
強みがあれば、怖くない!
転職回数が多くても、得意としている分野や
経験年数が長かった分野があればそれをアピールポイントにすることもできます。
そして転職の可能性を考えたときに大きなアピールポイントとなるもののひとつが
資格です!
看護師が取得できる資格は多く、勤務している病院によっては専門的な資格を取得することもできます。
って、思っていませんか?
私も資格を取得しようと思う前は、そんなことを考えていました。
今ですら忙しいのに、そんな時間作れないよ…って。
しかしその当時は勉強する時間の有無どうこうではなく、
資格を取得することの意味や、その重要性を感じておらず
時間がない、ではなく時間を作る気がなかったのだと思います。
・・・でも、やる気さえあればそんな時間を作ることができるんだから不思議です。
昼休みやちょっとしたスキマ時間も少しずつ勉強し、1年ほどで資格を取得することができました。
少しでも自分を向上させたいと思っているなら、資格取得は必ず今後自分自身の味方になってくれます。
看護師の資格は強い!
実は過去に1ヵ月で辞めてしまったことがある、とか
人間関係がうまくいかなかったから続かなかった、など
どんな理由であれ次の転職に不安を感じている方でも心配ありません。
世間では看護師の資格を持っていることが強みだと言われるくらいです。
どこも人手が足りていない状況なので、一生懸命働いてもらえるだけで充分!というところはたくさんあります。
あまり考えすぎず、自分の良いところに目を向けるようにしてみましょう。
自分に合う職場は必ず見つかります!
