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採血・ルート確保が苦手?その原因は〇〇にあるかも・・・?

看護師
看護師
私、実は採血やルート確保が苦手なんです!

っていう看護師さん、いませんか?

実は私自身、採血の手技にどこか自信がなく

佐藤ちゃん
佐藤ちゃん
いつになったらもっと自信をもってできるようになれるんだろう…

と悩み続けていた人のひとりなのです。

私がそのような悩みを抱えながらも
採血の多い職場で働いてきた結果どうだったのか、実体験をお話しします。

採血が苦手・自信がなかった私。

きっとこう思う理由としては
過去に同じ患者さんで何度も失敗したり、
できると思って刺した針が血管に入らなかったりして
とても落ち込んでしまった経験があるからだと思います。

 

実は私 看護師1年目の時には、こんなことを思っていませんでした。
採血やルード確保はどちらかというと得意な方だと思っていたのに、
クリニックへ転職した後はその自信もすっかり失ってしまいました。

 

それもそのはず。

私が転職したクリニックでは
病棟とは比べ物にならないほど、採血数が多かったんです。

来る人来る人、次から次へと採血。体調が悪い人にはすぐ点滴。
町の小さなクリニックで勤務していたのですが、1日に来る患者は100人程。
多いときはその1/3以上が採血となることも。

 

その中にはどこからとればいいのかわからないほど細い血管の人もいるので、必ずしもうまくいく採血ばかりではありませんでした…

私が勤めていたクリニックで頻回に採血になる方は
主に糖尿病の方で、定期的に採血を繰り返していることもあり血管も固くなりがち。

さらにお年寄りが多い地域のクリニックであり、80代以上の高齢の患者さんが多く、血管の状態が悪い人も多かったです。

 

痛くなかったよ、と褒めてくれる方もいれば
「痛い!痛い!」と叫ぶ人もいました。
最初は当初その一言一言に一喜一憂し
落ち込んだ日には「私って看護師に向いていないんだな…」と悩んでばかりいました。

 

そして空いた時間があればタオルを腕に見立てて採血のイメトレをしたりしていましたね。
…これも新人看護師ならよくある光景かもしれませんが、恥ずかしながら私はこの時すでに看護師4年目でした。

ちなみに私がしていた練習は、針を血管に入れるというよりは
いかにして安定した固定をするか…という部分です。

直針はしっかり固定しないとスピッツを抜くタイミングでズレたりしてしまうため
採血中に血液がひけなくなってしまったり、途中で漏れてしまったりすることがあります…。
あとはどうしても浅めに刺してしまう傾向にあったんだと思います。

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しかし突然、出口が見える。

悩んでいた時期はとても長く、しばらくはずっとこの調子でした。

週に3回注射を打ちに来る患者さんがいたのですが
その方にはいつもうまく針が入れられず、いつも申し訳なく思っていました。
(血管を指定されるんですが、失敗してしまうせいで他の血管に刺さざるを得なくなってしまったりしていました)
あまりにミスが続くと、できない自分が不甲斐なくて終わった後は涙がでました。

 

しかしある時、あまりいい関係ではなかった先輩が急に職場を辞めることとなり
看護師が一人減ることに。

 

本来なら看護師が減った分、自分が担当する採血の回数も増えて
よりつらい状況になる…と思っていたのですが
その先輩が辞めてからは急に採血のミスが減り、
今まで失敗していたのがウソのように採血の手技が安定しました。

 

何かの呪縛から解放されたかのように、失敗が減ったのです。


ある程度年数が経ち、たまたま手技が安定したタイミングだった…とも言えますが、働く人が変わりストレスや圧がなくなったというのも大きな要因だと私は思いました。

事実、その先輩には
「私は採血好きだから、苦手な気持ちがわかんない」
「あの人、佐藤さん苦手だよね~?」
などとチクチク言われることで
採血のたびにストレスを感じていたりしたので…
自分が働きやすい環境になったことで
変な緊張を感じることなく、リラックスして採血に臨むことができたのでは?と思いました。

環境の影響は案外大きい

自分ってなんてダメな看護師なんだろう
なんでこんなに仕事ができないんだろう

そう思いながら働いてきた数年は、とても辛く感じることが多かったです。
私って本当に看護師に向いていないんだな、ともはや諦めていました。

しかし手技が安定し、自信を持てるようになってからは
患者さんからも「この子はいつも上手や」と褒めてもらえるようになり、
後輩のミスのフォローに入ったときに

「やっぱりあんたは一発で(針が血管に)入る」

と言ってもらえた時には、私もやっと少し成長できたんだな・・・と本当に嬉しかったですね。


もちろん看護師経験が長くなれば、徐々に上達していくものではありますが
私の場合はそれに加えて環境的要因も大きかったと思います。
ストレスなく仕事ができる環境になり、それが私の採血手技によい影響を与えてくれました。

もし今行き詰っている方の中に
手技や技術だけではなく人間関係の悩みもある方がいるとすれば
その問題が解決することでぐっと世界が開けてくる可能性があります。

自分に合った職場で、自分の力を最大限に出して働くことができるとしたら
仕事に対して抱いている気持ちが今よりぐっと軽くなると思います。

まとめ

自分の看護技術に自信がないと、落ち込んだり自分を責めたりしがちなんですが
そこに影響を与えているのは「私が不器用だから…」といったものだけではなく
働いている環境の可能性もあるのです。

いつもどこか、誰かに押さえつけられているような気持ちで働いていませんか?
活き活きと、自分らしく働けていますか?
我慢するのが当たり前、と辛い環境で耐え続けることを美学とする時代ではありません。

悩んでしまい「もう私なんて看護師に向いていない!」と感じてしまう前に
職場環境でストレスを感じていないか、働きにくいと感じていないか
一度考えてみるといいかもしれません。

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